令和4年度 初級ライセンス講座・勉強会 終了報告
3年ぶりの開催となりました今回の講座は、
墨アートの魅力を伝えたいという想いが、より一層こめられたものとなったように思います。
初級ライセンス講座は、墨アートの技法のすべてが学べる講座ですが、
受講者の方が生み出す偶然できたアートから、新たな応用の発見の場でもあります。

テキスト[墨アートⅡ]の実例を見て、描いてみたいが難しそうな模様については、講師に聞きながら試すことができるので、
それも講座受講の良い点かと思います。

段ボールは、刷毛とは違うまた新たなタッチを見せてくれます。
小さな子どもでも、簡単で楽しんでもらえるのではないでしょうか。
勉強会では、テーマに沿って墨アートの技法を活かした作品づくりや、技法の特性を追求した模様づくりなどを行いました。
コロナ禍以前は、会話を楽しみながら作品作りをしたり現場の情報交換をしたりと、リラックスしながら受講することができましたので、初めて墨アートに触れる方にも気軽に参加していただいていました。
今回は制限された中ではありましたが、テーマである【白抜きを活かした模様づくり】を楽しみながら実践することができました。

わんぱうの他、マスキングテープの特性を活かして白抜きをしました。
剝がしたときに破れないよう、少しコツがいります。
細く直線的な絵を描くには良いです。

わんぱうの乾燥時間を変えた実験です。
白い部分の濃さにそれぞれの良さがあるので、作品に応じて取り入れられると思います。



今回ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。
また次回の講座でお会いできることを楽しみにしています。