【MASAのカメルーン便り】 NO.49

皆様へ

春休みで学生がいなく「暇」な時間を過ごしています。昨日は久しぶりに散歩にでかけました。

庭先にバナナの木やマンゴの木があります。いよいよマンゴのシーズンにはいります。

バナナとアボガドを買いました。

皆で200円。果物は安いです。

バナナ11本で80円、アボガドは4個で120円。

アボガドに醤油をつけて食べています。

久しぶりに学生2人と一緒にレストランにでかけました。

写真の男性は4月に、女性は7月に日本にいく予定です。

グーグルで見つけ、日曜日は客もまあまあ来るというレストランにでかけました。

学校から歩いて30分ほど。ここは30分ほど歩くと谷を一つ越える感じです。

ヤウンデは7つの丘の町とも呼ばれているようです。

レストランに着きました。11時開店のはずが開いていません。門を開けて中に入ると客の姿は一人もなし。

歩き疲れていたのですぐ飲み物を注文しました。値段を知ってびっくり。

ファンタのようなものがなんと1000フラン(200円)、パインアップルの

ネクターが1500フラン(300円)。学生は豚肉とチキン、私はエビを注文しました。

エビは大きかったのですが、10000フラン(2000円)かなり高めの値段でした。

少し広めのレストランですが、2時間ほどたっても客は私たち3人だけ。ゆっくりと過ごすことができました。まるで貸し切りのひとときでした。グーグルの情報とはかなり違っていました。

さて、勘定になってびっくりしました。小銭がないとのこと。

いろいろと考えた挙句、タクシーをつかまえて両替することになりました。店員と一緒に外にでて

タクシーを拾い両替をしてもらいました。

歩いて来て、雨が降ればタクシーで、降らなければ歩いて学校まで、と言っていたので学生はタクシーで帰ることができて満足。私も静かなレストランでゆっくりできて満足でした。

学校まで3km近くありますが、タクシーの料金は200円ぐらいでした。

向こうの丘を見ながらの食事になりました。ヤウンデは緑が多くていいところです。

この一年で初めての貴重な体験となりました。

*因みに学校の近くのレストランでは、1000フランで大きなチキンとご飯が食べられます。

学生がよく朝食で食べるのはパンと卵(ホットドックのようなもの)が300フランです。

もう40年近く前になりますが、メキシコ日本人学校に勤務していたころです。

「ストリートチルドレン」と言う言葉をよく耳にしました。

メキシコでは子供たちが物乞いをしていました。

赴任当初は「かわいそう」と思っていくらかを渡していましたが、

メキシコの生活に慣れるに従い、渡すことが無くなりました。

ここカメルーンでも路上で物乞いをするこどもを多く見かけます。

今日は、物乞いをするこども(女の子、8歳)と30分ほど話をしました。

最初、「50フラン頂戴」とよってきました。小銭がないので「ダメ」と。

あどけない顔の女の子でした。ここに来て、物乞いをするこどもと様子が違って明るさを感じました。通りすがりの男性(女性より男性が多かったです)にねだっていました。小さい手にプラスチックの器を持ってねだっていました。

お金をもらって見せてくれました。300フラン(60円ぐらい)の小銭を首からかけた財布から出して見せてくれました。まるで物乞いを遊びでしているようでした。

暗さがないあどけなく明るいこどもでした。私にはフランス語の勉強にもなりました。

日本では4歳から5歳ぐらいにみえました。小さい時は体も大きくはないのですが、大人になると、前にバレーボールが2つ、後ろにバスケットボールが2つのような女性をよく見かけます。

今日は、在留届を申請に行き、もらってきました。在留届には両親の名前も記載されています。

受け取った在留証明書はビザの代わりに使用するそうです。母の欄に父の名前が、父の名前に

母の名前が書いてありましたが、問題はないとのことです。不思議でしたが、これで一時帰国が

できそうです。尚、4月7日にここを発ち、8日に成田に着きます。5月13日、ヤウンデ着。

また、新し学生を迎えて「あいうえお」の指導です。どんな学生がくるか楽しみにしています。

5月からも時間やルールなどの縛りのない生活が待っています。

MASA

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